『ウォレスとグルミット』シリーズで有名なアードマン・アニメーションズ。同社が制作した映画『The Pirates! Band of Misfits』(※日本未公開)に登場する海の怪物とセットアップメイキングをご紹介。リグ担当のDavid Brooksとシミュレーション担当のChris Soyerによる以下のムービーを見ると、その制作工程がわかる。

 

 

Chris Soyerによる海の怪物の流体シミュレーションメイキング

 

海の制作はMayaの流体(Fluid)を使用して、各パーツごとに水しぶきをパスに分けて合成している。

 

海の怪物 セットアップ(David Brooksが作成)

 

Mayaによる流体シミュレーション(水面から飛び出す水しぶき)

 

Mayaによる流体シミュレーション(水面に飛び込む水しぶき)

 

Mayaによる流体シミュレーション(口の水しぶき&泡)

 

最終コンポジット

 


 

 David Brooksによるキャラクターセットアップメイキング

 

アードマン・アニメーションズはストップモーションアニメ(コマ撮り)を得意とするスタジオだが、CGを上手く制作ワークフローに組み込んでハイブリッド化しているようだ。

 

MelとPythonで開発されたインハウスツールで、フェイシャルのプロトタイプをMayaで作成。それをベースに造形物を制作。アニメーターからの注文どおり「L」と「TH」の発音でしっかりベロが押し出せるように、コントロールが追加されている(俺も未だにLとTHの発音は苦手だぜ)。

 

 

 フェイシャルリグ

 

Davidはキーとなるフェイスを作成するときは、アードマンらしさを出せるように 心掛けたそうだ。

 

クジラのコリジョン

 

クジラが建物に激突するシーンはローポリでコリジョンを作成して、ハイポリに切り替えている。また、ジグルデフォーマを追加して、頭部を押しつぶしている。

 

オフィシャルブログはこちら → hepirates-movie.tumblr.com/tagged/Behind_the_Scenes

 

 

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